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免疫住宅を取り組むきっかけ

免疫住宅への取り組み

 

FFCに出会うまで

 

平成9年4月11日に、独立開業し、当初は、インテリアリフォーム・ショッププランニングの事業を中心に仕事をしておりました。

 

独立する前から、EM菌(effective micro organisms)=有用微生物群に関心があり、(「地球を救う大変革」(比嘉照夫著))自分も、微生物のように小さくとも、お役に立てるような仕事をしたいと思っていました。それゆえ、エム・ハウジングのエムは、EMから拝借しております。


そのEM菌(生ごみをぼかしを使って堆肥にし、それを畑の土に混ぜ、土つくりをしました)を使って、義父に、ジャガイモ・トマト・きゅうりなどを実際に栽培してもらったところ、家庭菜園の中の、義父の畑の野菜だけが、発育・収量とも、他の畑とは、圧倒的に優れておりました。トマトは、気味が悪いほど数珠なりとなり、ジャガイモは、ふかふかの土の中で、これもまた数珠なりで、見たことも無いような光景に、はっきりとEM菌の素晴らしさを体感したのです。(EM菌とは、善玉菌100種類ほどの集合体です)

 

ところが、その後、EM菌で作られる、ぼかしに、働きの悪いものが出回るようになり、EM菌の再現性に疑いがもたれるようになりました。つまり、EM菌は、もともと自然界にいわゆる善玉菌として大量に存在をしているのですが、これが増殖し働きを活発にしてやるためには生存する条件を整えてやらねばならないのです。

 

この技術が(温度や、えさの管理)ぼかしを製造する事業所(農協や自治体などでも作っていました)でまちまちで、一定のものを作るのが難しいということがわかってきました。実際に、義父の作った堆肥も、腐敗してしまうものがときどきありました。つまり、誰でも、どんな条件でも効果があるわけではなく、EMの技術は、善玉菌(光合成細菌・乳酸菌など)が活動するために、その環境を一定に作ってやる必要があるのです。(これらを再現性という言葉で表現させていただきますが)

 


まさに、この地球を救ってくれるのは、太古の昔から、地球をつつみ、人間や動物・植物など生命体を包んで、悪玉菌(腐敗する菌)から守っていてくれる有用な微生物群=EM菌であるはずだったのですが、それが、誰でも・どんな状況でもうまく機能するわけではないことが、EM菌の普及発展には、ネックとなりました。

 

 

FFCとの出会い

 

社名に、「EM」を借用し、これこそが、生命体を、腐敗から還元に転換する、新しい(実は太古に戻るだけなのですが)技術だとの確信が揺らいだわけではありませんでした。しかし、大事なことは、「再現性」なのでした。つまり、誰でも、どんな条件化でも、同じ結果(効果ともいえますが)が得られるような、そういった普遍性がないと世の中で認知されないと思いました。室内環境を改善し、赤ちゃんや、お年寄り、何らかの障害を持った方々、つまり、体の弱い方々のために、健康で安心して暮らせる生活空間を提供したいという思いは、一時頓挫してしまうことに。

それでも、健康住宅アドバイザーの登録をし、福祉住環境コーディネーター2級の資格も取得しました。

 

そんな中、独立開業から10年を経たとき、パイロゲンという清涼飲料水に出会いました。

 

これがまさに転機でした。

私は、花粉症が20年来の持病で、毎年9月には、夏バテが加わり、夏から秋にかけての体調は、毎年、惨憺たるものでした。その年の夏の終わりに、妻から、「これ飲んでみたら、体調がよくなるらしいよ」と、勧められたのがパイロゲンでした。これが最初のFFCとの出会いです。すると、その年の秋は、夏バテもなく、快調でした。そんなときに、パイロゲンをお伝えいただいた方から、FFCの技術のこと、それを応用して建築に活かして居られる会社を教えていただいたのです。


そこで、生来「見る前に飛べ」的な人間の私は、すぐにその会社の社長さんをおたずねすることにしました。

それが、福岡県大川市にある、ウッドサークルさんの江頭社長でした。
初めてお会いしたにもかかわらず、完成したばかりの、超ミストのFFCの工場を見せていただき、FFC開発に到るまでの状況や、いろいろな実験のデータ・加盟店さんの反響・今後の展開などをお聞きしました。それは、私の想像をはるかにうわまわるものでした。EMを知った時の驚き以上だったのです。

 

FFCとは、Ferrous・Ferric Chloride=水溶性2量化鉄塩と呼ばれる、まさに水の技術です。あらゆるこの世に存在する「水分」(木材では、結合水とよばれています)を、FFC化し、エネルギー・波動の高い物質に変えていくのです。それらの物質(情報ともいえますが)が、存在する住空間では、化学物質が、減少し、カビの発生が抑えられ、そのカビをえさに暴れまわる、ダニなどの発生が防げることがわかってきました。ダニは、近年の研究で、シックハウス症候群を引き起こす化学物質を生成することがわかっています。つまり、カビの発生を抑えることが重要だ、という結論が導き出されたのです。もちろん、そのほかの、VOC・ホルムアルデヒドに代表される化学物質も危険なのですが、いずれにしても、それらは、空気中に存在するということなのです。つまり、住空間の空気を変えなければ解決へは向かわないのです。
 
「弱者を救う=空気を変える」には、住空間に露出している、建材=その中の水分をFFC化してやればいいということがポイントでした。

 

そして、その建材のFFC化はウッドサークルさんが開発した「すべての水分を有するものをFFC化できる」 技術を使えば容易に可能だということなのです。生活空間にある物質のほとんどすべてが、水分を持っています。つまり、それらすべては、FFC化でき、エネルギー・波動の高い空間を誰でも同じ状態で手に入れることができるということを確信しました。
 
やっと、「再現性」という難題が、解決できる!


 

そんな想いで、「免疫住宅・IMM Woodの家」 

これを、生涯のテーマにしていこうと、決意しました。

 

EM菌のように、小さくとも少しでも、世のため・人のためになれるような仕事をして行きたい。

創業以来、この思いは、すこしも失っていません。

今も、これからも、EMのような存在・会社でありたいと思っています。